丈六寺について
丈六寺供養塔
坐禅会

マインドフルネスと坐禅

1.マインドフルネスとは

・自分の気持ちを“今、この瞬間”に意図的に向けて、現実をあるがままに知覚すること、あるいはそうした心の状態を体得するためのトレーニングのこと
・ストレス防止やうつ病に効果があるといわれていて、グーグルやフェイスブックなどの欧米の最先端企業の研修で導入されている

2.なぜ「今」に集中することが大事なのか

・幽霊の絵は「生きている人間の不安な状態」を意味している

①足がない=地に足がついていない

②長い髪が後ろに伸びる=後ろ髪を引かれる

③手が前にでている=これから起こることを心配

・仏教的には「過去は変えられる。しかし未来はわからない。」

=過去の辛い体験も「今の思い」を変えることでプラスにできる

例:あの時の失敗が大きな気づきになった、厳しく指導されたことで基本ができた

3.マインドフルネスと坐禅の共通点=呼吸への集中

坐禅における呼吸への集中法=数息観(呼吸を数える)

※現在丈六寺での坐禅会においては、椅子に座って呼吸に集中する坐禅法も行っています。

①身体を調える(=調身)

②呼吸を調える(=調息)
呼吸は腹式呼吸を行う(=息を吸うときに下腹がふくらむように)。息を調えるため数息観を行なう。ヒトーで深く長く吐きツーで自然に吸う。フターではきツーで吸う。これを一から十までやる(二十まででもよい)。終わるとまた一からくりかえす。

③心を調える(=調心)
呼吸が調うと自然と心が調うので数を数えることに集中する。

4.マインドフルネスと坐禅の相違点

・坐禅は効果や効能を求めて行うものではない。実践する行為こそ大事であって、得られる利益を期待しない。

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