令和5年度の成道会及び御位牌の御身拭いが12月3日(日)午前に実施されました。御詠歌奉詠と令和5年度物故者(令和4年12月~令和5年11月)及び永代供養者の供養を行ったのち、4年ぶりに住職法話(内容は以下)が行われ、軽食が配られました。参加者は約120名でした。
令和5年度成道会法話 丈六寺住職金山靖道 5.12.3
『仏道=お蔭様の心=幸福への道』
1 成道会とは?
・お釈迦様が悟りを得たことへの感謝の会
・12月8日の朝、明けの明星を見て悟りに至る
2 悟りとは何か
・何を見ても聞いても感動や感謝の連続となる=最高の幸福の状態
・私の修業時代の経験…現状はそのままで景色が変わる(捉え方の変化)
3 幸福とは何か
・「幸せになる(する)のではない。幸せとは○○〇ものである」
・禅問答の中に答えがある(一休禅師のアニメ)
・千二百年前の例:弟子「仏道とは如何」→ 師匠「朝ごはんを食べたか?」
・〇「おかげさまの心」 ⇔ ×「経典・壺・印鑑」
4 人間は普通に生きていると「四苦八苦」する
・「生老病死」…なぜ「生」そのものが苦なのか
・「愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦」…人生の前提条件
5 おかげさまの生き方は合理的である
・私たちの脳は、興味関心を持っていることを集める傾向にある
・無意識でも同じことが行われている → 集合的無意識(他者と共有)
・あなたの周囲にいる人々はあなたの鏡となっているかもしれない
・悪口を言われた時のお釈迦様の対処法とは
・不安なことがあっても、それに対して直接的な解決方法をとらないのが仏教
→ どういう時にイライラが消えているか考えてみよう!
6 「心=脳」を変えられない人は「型(言葉)」を極楽 言葉に変える=脳内のネットワークを変えていく!
①ついてる ②うれしい ③楽しい ④感謝してます ⑤しあわせ ⑥ありがとう
⑦許します ⑧信じています ⑨おかげさま