平成30年度秋季彼岸供養及び第3回紫金会が、9月23日(日)に実施されました。丈六寺月曜会による御詠歌に続いて、三巻心経を唱え、丈六寺壇信徒各家の先祖供養が行なわれました。続いて、白寿・米寿を迎えられた方々に、本山より輪袈裟の授与が行われました。本年度は18名が対象となっていて、白寿を迎えられた内山の三浦さんも出席していただきました。御自身で参加された方には、住職より賞詞が渡され、輪袈裟が首にかけられました。続いて、本年度米寿を迎えられた肝煎二区の吉川さんが感謝の詩吟、同じく米寿を迎えた肝煎二区の福谷さんと日本民謡教会三重教室の方々の民謡が奉納されました。彼岸会参加者全員でも『会津磐梯山』を大きな声で合唱し、有意義な時間を過ごしました。最後に、住職による法話(下記参照)と丈六寺供養塔の彼岸供養が行われました。
1 国民の祝日に関する法律
・春分の日「自然をたたえ生物をいつくしむ」
・秋分の日「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」
2 仏法は日常当たり前の私自身のはたらきに具(そな)わっている
・山田無門老大師の「臨済録」より → 当たり前の日常生活に感謝できるようになる
3 「一日不作一日不食」=一日作(な)さざれば一日食(くら)わず
・南嶽懐譲(~744年、禅の二大祖師 )→ 馬祖道一→百丈懐海→黄檗希運→臨済義玄(~867年、開祖)
・自分の命を活かすために、命ある植物をいただかなければならない自覚
4 臨済宗妙心寺派の『生活信条』
その1「一日一度は静かに座って、身(からだ)と呼吸と心を調えましょう」
5 「心」を変えられない人は「型(言葉や体)」を変える
①ついてる ②うれしい ③楽しい ④感謝してます ⑤しあわせ ⑥ありがとう ⑦許します ⑧信じています
白寿を迎えた内山の三浦さんへ賞詞授与
米寿の方々への御袈裟授与(出席抱きない方へは代理授与)
供養塔彼岸法要の様子