令和元年度成道会(檀家お位牌お身拭い)が12月8日(日)に実施されました。今年も約140名のご参加をいただき、駐車場が満杯になってしまい、駐車場担当の当番地区の男性からうれしい悲鳴があがりました。この行事の定着が進んでいることを実感させられる一コマでした。掃除当番の方々による仏具磨きの後、参加者全員でお位牌のお身拭いを行いました。成道会法要では、まず御詠歌が唱えられ、続いて本年度の丈六寺檀信徒物故者と永代供養者の供養を行いました。この成道会は、お釈迦様が悟りをひらかれた日に感謝するために行われるものです。以下は住職法話の概要です。
令和元年度 成道会法話 丈六寺住職金山靖道 元.12.8
『おかげさまの心
~ たよらないのが仏さま 』
1 本日(12月8日)は成道会=お釈迦様が悟られた日 ・12月1日から1週間、菩提樹の下で坐禅 → 明(あけ)の 明星を見て悟られた(修行道場でも坐り続ける1週間)
2 「この世はすべて輝いている」ことを悟る
・『輝きを見るには、執着にとらわれない心が必要』(別紙)
・『つまづいたおかげで』…相田みつをさんのことば(別紙)
3 お釈迦様の遺言 『自灯明、法灯明』
・「自らを灯とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ」
=「たよらないのが仏さま」
4 聖徳太子の最大の功績 『篤く三宝を敬え』 ・仏教を広めた聖徳太子の思いの詰まったお寺は?
・世界最古の木造建築が1300年以上維持されている理由
→ 飛鳥時代の宮大工が考えていたこと
5 「心」を変えられない人は「型(言葉)」を
極楽(天国)言葉に変える!
①ついてる ②うれしい ③楽しい
④感謝してます ⑤しあわせ ⑥ありがとう
⑦許します ⑧信じています
当番地区による仏具磨きの様子
御位牌堂の各家先祖位牌の棚卸し
全員で並んでお身拭いをする様子
達磨大師をたたえる御詠歌奉詠
平成31年・令和元年度物故者、永代供養者供養
法話を行う住職