丈六寺について
丈六寺供養塔
坐禅会
2016年9月20日

平成28年度秋季彼岸会

平成28年度秋季彼岸供養及び第3回紫金会が、9月19日(月)に実施されました。丈六寺月曜会による御詠歌に続いて、坐禅和讃・三巻心経を唱え、丈六寺壇信徒各家の先祖供養が行なわれました。今年度は特別に、供養塔を御寄進いただいた大分市の岡崎様への感謝状贈呈式が行われました。続いて、白寿・米寿を迎えられた方々に、本山より輪袈裟の授与されました。本年度は23名が対象となっていて、残念ながら白寿の参加者はいませんでしたが、御自身で参加された米寿の5名の方には、住職より賞詞が渡され、輪袈裟が首にかけられました。今年度は閑栖和尚(金山道玄)も対象者でした。住職法話(内容は下記参照)後、杵屋輝久照(新宮尚子)師匠より、長唄・端唄・都都逸などが奉納演奏されました。三味線の伴奏による荒城の月や黒田節を参加者と一緒に歌う一方、本格的な古典芸能にも触れることができて、とても有意義な時間でした。最後に丈六寺供養塔の彼岸供養が行われました。

 

平成28年度秋季彼岸法話 『「今でしょ!」坐禅は最高のストレス解消法』

1 オリンピック金メダリスト萩野公介選手の活躍 もし怪我をしていなかったら……

 

2 「諸行無常」でよかったね!= 仏教の基本

 

3 「おかげさま」=今生きていることへの感謝
・肝心なものや大切なものの多くは目に見えない =目に見えるものだけを信じる人は不健康(世界保健機関WHO指針)
・「おかげさま」と反対の言葉は =「あたりまえ」
・今の瞬間に感謝し今できることを精一杯行う=今でしょ!

 

4 キラーストレスへの対処法(アメリカのウォール街で流行)
・マインドフルネス(心を満たす)の実践=姿勢を真っ直ぐにして呼吸に集中=坐禅と同じ(腹式呼吸で)

 

5 臨済宗妙心寺派の『生活信条』
その1「一日一度は静かに座って、身(からだ)と呼吸と心を調えましょう」

 

6 「心」を変えられない人は「型(言葉や体)」を変える
①ついてる ②うれしい ③楽しい ④感謝してます ⑤しあわせ ⑥ありがとう ⑦許します ⑧信じています

 

雨の中、約100名が参加してくれました

供養塔寄進者の岡崎さん夫妻へ感謝状贈呈

白寿の御本人に代わりお子様方に賞詞と輪袈裟進呈

米寿の方々への贈呈

閑栖和尚の同級生深田さんへ授与

今年は閑栖和尚も米寿対象者となりました

杵屋輝久照(新宮尚子)師匠による長唄奉納演奏

アクセス

所在地
〒879-7141 大分県豊後大野市三重町秋葉1274
三重町駅からのアクセス
JR豊肥本線
三重町駅から徒歩20分 タクシーで6分
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三重総合高校前から徒歩5分
ごりょう神社前から徒歩3分
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